goTop









業務内容:障がい者の生活支援事業、自立支援事業、就労移行支援事業、特別老人ホーム運営業
デザイン:有限会社 小野デザイン事務所

社会福祉施設発の高付加価値商品開発へのデザイナーマッチングを支援。
商品デザインが職員の意識改革にも貢献。



商品開発経緯

 花輪ふくし会が運営する就労センターの1つ「かづのわくわくファクトリー」は、障がいとともに暮らす人たちが働く場として設立。本格的な食品加工部門を立ち上げ、比内地鶏の飼育から食鶏処理、食肉加工、販売まで一貫したシステムを構築し、比内地鶏商品を開発・製造・販売している。 2013年、自社商品「比内地鶏の炭火焼(冷凍パック)」の販路拡大のため、県うまいもの販売課を通じ販売会社に取り引きの可能性を打診したが「パッケージデザインを直すこと」を取り引き条件にされてしまい、県うまいもの販売課からあきた産業デザイン支援センターへ支援を要請された。


経営課題へのアプローチ・支援手法

 手間暇かけて作られており食味は大変良いが、社会福祉施設発の商品という遠慮から、デザインを導入して商品の価値を訴えることへの所内の職員の意識は低く、さらに比内地鶏商品市場においては「後発」という理由で、低価格での提供となってしまっていたのが課題だった。
これには、パッケージの表面だけを変えるのではなく、量目や販売価格、商品の提供方法に至までの大幅な変更も視野に検討する必要があったが、企業でないため対象となる開発補助金がなかなか無かった。



 秋田県特産品改良事業にエントリーを勧めたところ食味と商品展開の可能性が評価され採択となり、デザイナーをマッチングし開発が本格化。デザイナーとはグラフィックデザインに着手する前に、高品質という価値が明確に伝わる商品名を慎重に時間をかけて検討した。同時に、冷凍から冷蔵へ、売り場での陳列や消費時の機能性を考慮したパックへの変更、作り手のこだわりや食べ方を伝える工夫など、パッケージに必要な要件を具体化していった。デザイナーと伴走しながら商品デザインが決まっていく中、「福祉施設から、上質な商品を提供するメーカーへ」という意識も芽生えていった。




サイトマップ 利用規約